僕が対人恐怖症を克服する前の話
はじめまして!
心臓です
僕は、小学生のころから対人恐怖症でした。
話しかけるのも、話しかけられるのも怖く、
「どうして自分は
言いたいことが言えないんだろう。」
「何で話しかけられるのが
怖いんだろう」と
漠然と思っていたので、
そんな自分は変じゃないか、
気持ち悪いのではないかと
常に視線におびえていて。
容姿や一挙一動を気にし、
不快にさせてないか、気持ち悪くないか。
ネガティブな感情はどんどん増えていきました。
ストレスフルで体調を崩し、
24時間イライラしていて
寝れない、寝れても怖い夢を見る。
自分には休まる時間はまったく、
ありませんでした。
はじめのうちは、
体調不良を母に相談したりもしましたが、
「みんな体調が悪くても頑張ってる」
だとか、
「そんなことは普通」
と言われたし、
僕が酷い風邪をひいて、
咳した瞬間に意識が飛んで倒れた時、
「何やってんだお前は」
と言い、ため息をつく、
そんな人だったので、
体調不良も我慢し続けたし、
人が信用できなくなりました。
誰かに何か
相談することもできませんでした。
苦しいのは普通のことだ
と思っていたので、
自分が苦しいのかどうかも分からなくなっていき、
説明ができないので、余計誰にも相談できなくなりました。
なので、
必死に普通を演じるようになっていました。
1、2年前までの僕は、
毎日、帰ったら自分の部屋で、
吐くまで泣いて、
何が苦しいのかもわからないからとにかく怖くて、
自分が気持ち悪くて、
できないことがあると許せなくて、
自分に対して、
「無能が」
「死ね」
「消えろゴミクズ」
と思っていました。
そんな生活が続き
高校は中退、
とてもとても好きだった職場も
いけなくなり、辞めました。
普通を演じることもできなくなってようやく、
自分は苦しんでいて、
自分はおかしいんじゃないか、
病気なのではないかと思い、
心療内科に行きました。
そこで、対人恐怖症と言われ、
はじめて、
自分の苦しんでいた原因がわかり、
ほんの少しだけ安心しました。
それから、
処方された薬を飲みながら、
自分の不調に対して盲目なりに、
いろいろなことをしました。
最初は、
何に苦しんでいるかもわからなかったので、
どうしたらいいかが全く分かりませんでした。
実家を出てからは、
ストレスが減り少しだけ楽になりました。
人と話すこと自体は好きだったので、
話せない自分が許せず、
無理やりずっと接客業をしていました。
ですが、
せっかく
「真面目で、よく仕事ができてすごいね」
と言われても、
できないことばかりに意識がいっていたし、
いい人ですら信用できなかったので、
そういうありがたい言葉を、
受け取ることができませんでした。
自分のことを知り、
改善できそうな方法を知り、
少しづつ試すことで、
いろんなことが見えてくるようになったし、
できるようになってきました。
今では、
会話することに支障はなく、
毎日吐いて泣いたりすることもないどころか、
「頼りにしてる」
「いつもありがとう」
と言われることも増え、
それを素直に受け取れて、
もっとその人たちのためにも
頑張りたいと思えるし、
「一緒に仕事したい!」と言っていただけたりもしています。
人と話すことは楽しいし、
絵を描いたり、
苦しんでる人のために
できることをして生きていく
という
生きる意味や夢もでき、
それに向かって歩んでいます。
今までおこなってきた、
対人恐怖症を
どんどん改善する方法を
もっと早く知っていれば、
もっと早く克服できたのに……、
とも思います
ですが以前の僕だったら
信じることができず、
きっとすぐにはやらなかったかもしれません…(笑)
苦しかったし、死にたかった。
生まれてきたくなかった。
助けてくれる人はいなかった。
頼れる人も、信用できる人もいなかった。
そんな僕でも、
普通に
外に出られるようになったので、
友達もでき、
一緒にいろいろなところに出かけるのが楽しくなったし、
会話だけでなく、
今までできなかったことが
できるようになって
達成感と
成長、充実感を感じながら
生活できるようになったし、
誰にでも
話しかけられるようになったし、
他人も、
自分も受け入れ、
許せるようになりました。
ですが、何もしなければ、
喜びはなく、
苦しみは増し、
自分を罵り続け、
より自分を追い詰め、
誰にも助けられず、
僕はきっと、
今生きてはいなかったでしょう。
僕よりもつらく、
酷い環境や状況の人もいるでしょう。
でも、だから自分はつらくない、
なんて思いません。
自分のことを認める、
そうして生きていくしかないんです。
「大丈夫」だとか
「そのうちよくなる」とか、
「気の持ちよう」
「甘えだ」なんて、
上っ面で薄っぺらなきれいごとが
聞きたいわけじゃない。
どうすればいいかが
知りたいですよね。
僕はあなたに、
同じような苦しい思いを
してほしくないです。
なぜなら、僕はそんな状態が
死ぬほど嫌だったからです。
だから、少しずつでいいので、
できることを
増やしていきましょう。
一緒に楽しく生きられるように
頑張りましょう!!
次の記事では、
対人恐怖症の原因について
お話しします。
その後は、
対人恐怖症を克服する、
具体的な方法をお伝えしていきます。
では、次の記事でお待ちしてます。