間違った『常識』をぶち壊せ!仕事でミスする自分は上司にも同僚にも嫌われてるという幻想を消し去る方法。【認知行動療法②】
今回は、認知行動療法の①の、
効果を2倍にも3倍にもする方法です。
以前の僕は、
仕事もよくできていたにも関わらず、
一度や二度のミスで、
自分は仕事もろくにできない
ダメな奴
自分は信用されるような人間じゃない
迷惑をかけるだけだから
仕事も何もかも
やめてしまおう
そんな風に思っていたのですが、
認知行動療法を知った今、
そういった考えは、
本当に自分は
信用に値しない人間という評価が
正しいのか
本当に信頼されてないのか
迷惑かけないよう、
仕事ができるようになるため頑張ったことは
なぜ無視してしまうのか
と考えられます。
そうして間違った見方を修正することで、
より正しく自分のことも、
相手のこともわかるようになったので、
胃が痛くなるほどのストレスからも解放され、
自分に自信をもって物事に向き合えるようになりました。
なので、
他人に否定されるという
『幻想』に、振り回されることなく
あの時の
自分にとっての『常識』は、
かなり間違っていたと実感しています。
だって、自分のことを
仕事のできないダメな奴
信頼されない人間
迷惑かけることしかできない
害悪
そんな風に考えていても、
自信はなくなるし
頑張れなくなるし
ますます自分が嫌いになる
それでは、
失敗が怖くなり緊張やストレスで
余計に仕事でミスをし、
ミスでさらに自信を失くし、
私生活も仕事も上手くいかず、
恋人をつくるどころか
友人との付き合いすら遠ざけるようになり、
自分でも、
他人からも、
認められなくなってしまいます。
あなたの今までの常識、
つまり考えや捉え方を変えるため、
認知行動療法を知れば、
自分が思っていたよりも、
自分はダメな人間ではないかもしれないと思い始め、
言いたいことを言ってもいいんだと
思えるようになり
上司や同僚だけじゃなく
誰とでも仲良く話せるようになります。
では、認知行動療法①の効果を
上げる方法とは、
確信度を書く、です。
①紙に書く
・不快、不安、恐怖を感じた出来事と、
その時の考えを書く
これは前回と同じですね。
なので、付け足して書いてもいいです。
②確信度を書く
①に書いたことが、
どれだけ正しいと思うか、
確信度を書く。
例
・上司と話をしていて、相手が無表情だった。
・あの人自分のことが嫌いかもしれない
確信度 80%
③別の考えを書く
①とは別の、合理的な考えをしてみる
例
・真剣に話してくれている、真面目なだけ
・自分だって、いつでも誰にでも
笑顔でいられないから、普通のことだ
・もし自分のことが嫌いだとしても、
自分の人生を保証してくれるわけでもないので、
自分を好きになってくれる人と仕事しよう
今の自分の考えと違ってもちろんいい。
書きにくかったら、
別の人だったらというふうに考えてみるのもいいです。
④ ②の確信度を書く
別の考えを書き出したことで、
あらためて②の考えの確信度を書きましょう。
⑤確信度を比べる
何%から何%になったか書いてみましょう。
例
確信度 80%→50%
②と④で書き出した確信度は変わりましたか?
人は、他人のことは正しく判断できるのに、
自分のことになると
判断を間違いやすいということが
科学的に証明されています。
なので、
紙に書きだして
客観的に見つめなおすことで、
正しい判断がしやすくなります。
自分にとって
もっといい考え方があるかもしれない
と思えたら最高です。
それは、
いい未来へ変化する
入り口に立ったということ
ほんの少しの努力を続けていれば、
・自分と他人は、
考えも感じ方も表現のし方もみんな違うので、
合うことも合わないこともある。
・みんな違うので、
全部を真に受けるのではなく、
自分の大事にしたいものを
大事にできるようにしよう。
・できなかったことができるようになる、
できることが増える充実感を感じ、
自分も周りも気分よく過ごせる。
そんなときが、必ず訪れます。
今まで接してきた人たちは、
どんな人でしたか?
あなたに嫌な顔をしたり、
悪口を言ったり、
暴力をふるってきた人もいるかもしれません。
そういう人は死……ゴミクズですが(口が悪い)、
そうじゃない人たちも
たくさんいたはずです。
とてつもなく優しくて親切じゃなくたって、
仲良くしてくれる人は
他にもっといます。
嫌な人に、自分の人生を台無しにされるのは、
馬鹿らしいじゃないですか。
そんな人たちに振り回されず、
自分の好きな人たちと過ごす時間が
少しでも増えるよう、
応援しています。
では、次の記事でお待ちしております。